世界大百科事典(旧版)内のリッシュ,R.の言及
【数式処理】より
…ただし,ciは数値で Fi(x)∈εk+1(i=0,1,……,m)である。1968年,リッシュR.Rischはこの定理を用いて,εk+1が代数関数を含まない場合について,不定積分G(x)が初等関数であるか否かを判定し,初等関数であるなら具体的に計算する算法を発見した。リッシュは,Fiがηの有理式であることに着目し,その分子と分母の次数上限を定めて係数を未知関数(εkの要素)で表し,リュービルの関係式に代入して微分することにより,未知関数を決定する方程式の組を導いた。…
※「リッシュ,R.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」