世界大百科事典(旧版)内のリッツの結合則の言及
【原子スペクトル】より
…スイスのW.リッツは,一般に原子スペクトルの光の振動数νが二つの項Tn′,Tnの差としてν=Tn′-Tnの形に表されることを発見した。これはリッツの結合則と呼ばれる。光速度をcとすると,光の振動数νと波長λとの間にはν=c/λの関係があるので,上に示した(1),(2)の二つの式はリッツの結合則の例となっている。…
※「リッツの結合則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」