リテラエ(読み)りてらえ

世界大百科事典(旧版)内のリテラエの言及

【古文書学】より

…また古文書は公文書と私文書に分けられる。前者は立法,行財政,司法,外交にかかわる文書で,古くはブレウィスbrevis,リテラエlitteraeと呼ばれ,後者は私人または法人の不動産の所有にかかわる権利証書でカルタcartaと呼ばれる。最も早く書式の整ったのは,教皇の尚書局の発給した教皇文書であり,次にメロビング朝,カロリング朝諸王の尚書局の発給する国王文書が整序され,イギリスの国王文書も独自の書式と形式を展開させていった。…

※「リテラエ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android