世界大百科事典(旧版)内のリトル・ビッグホーン川の戦の言及
【カスター】より
…76年6月25日,カスターとその264名の部隊は,現在のモンタナ州南部,リトル・ビッグホーン川のほとりに宿営中のクレージー・ホース,シッティング・ブル両長率いるインディアンの大軍に遭遇,これを攻撃したが,逆に包囲されて翌26日全滅した。これを〈リトル・ビッグホーン川の戦〉と呼ぶ。かつては小説や映画で,西部の悲劇的英雄として美化されることの多かったカスターも,最近は少数民族抑圧の悪しきシンボルとなり,アメリカでの評価はかんばしくない。…
※「リトル・ビッグホーン川の戦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」