リバルタ,J.de(読み)りばるた

世界大百科事典(旧版)内のリバルタ,J.deの言及

【リバルタ】より

…スペインの画家。レリダ県ソルソナSolsonaに生まれ,バレンシアで没。1597年ころまで約10年間マドリードに滞在,エル・エスコリアル修道院・離宮でベネチア派の作品などに学ぶ。以後バレンシアに定住(イタリア訪問の可能性もある),明暗法と自然主義を採用しスペイン・バロック絵画の先駆者の一人となる。《病気のフランチェスコを慰める奏楽天使》《聖ベルナールの幻視》(ともにプラド美術館)ほか。作品では,息子フアンJuan de Ribalta(1597ころ‐1628)が最良の協力者であった。…

※「リバルタ,J.de」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android