リパニの戦(読み)りぱにのたたかい

世界大百科事典(旧版)内のリパニの戦の言及

【タボル派】より

…15世紀前半,異端の罪で処刑されたボヘミアの宗教改革者フスの教説を守り,教皇側に立つ神聖ローマ皇帝に対し反乱を起こしたフス派内の急進的一派。彼らが1420年に南ボヘミアのセジモボ・ウースチーSezimovo Ústí近くの山に建設した城塞都市タボルTábor(正しくはターボル)を闘争の拠点としたことからこの名がある。軍司令官ジシュカの率いるフス派軍の主力として,20年から31年まで5回にわたって皇帝軍を撃破し,のちには国外遠征を行う。…

※「リパニの戦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android