リュキア・パンフュリア(読み)りゅきあぱんふゅりあ

世界大百科事典(旧版)内のリュキア・パンフュリアの言及

【リュキア】より

…のちアレクサンドロス大王に従い,彼の死後プトレマイオス朝,ついで前197年にはセレウコス朝の支配下に入った。のちロドスの支配を受け,前169年か前168年ローマによって自由を宣言され,後43年クラウディウス帝治下で,リュキア・パンフュリア州として皇帝直轄の属州とされた。すでに前4世紀からリュキアでは都市の〈連合(コイノン)〉が形成されており,各都市の代表者が集まって議会がもたれ,共通の貨幣が鋳造されるなど国家としての機能を果たしていた。…

※「リュキア・パンフュリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android