世界大百科事典(旧版)内のリーガース・ベゴニアの言及
【ベゴニア】より
…(5)エラチオール・ベゴニア (イラスト)ベゴニア・ソコトラーナと球根ベゴニアの園芸品種との交配から,1880年代にイギリスで育成されたものが最初で,一重または八重,半八重などの比較的大型の花を秋から春まで長期間にわたって開花する。近年,ドイツのオットー・リーガルが改良育成した品種群は,とくにリーガース・ベゴニア(英名Rieger’s begonia)と呼ばれ,温度や日長を調節して周年開花させる技術の開発とともに,鉢物として世界中で広く栽培され,その消費量は鉢花の女王と言われたシクラメンを上回るようになった。またオランダの農業大学でもたくさんの優れた品種が育成され,日本にも輸入されて,営利栽培されている。…
※「リーガース・ベゴニア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」