世界大百科事典(旧版)内のリードマン,S.の言及
【スウェーデン】より
…第2次大戦後,国連が国際政治の舞台となり,スウェーデンも第2代事務総長ハマーショルドの活躍にも見られるように,そこで大きな役割を演ずるようになった。ベトナム戦争中スウェーデン首相パルメは幾度かアメリカ批判の発言をし,プロレタリア作家の一人に数えられるリードマンSara Lidman(1923‐ )のルポルタージュ《ハノイでの対話》(1966)は多くの読者を得た。このことは変転する国際政治の中にあって,微温的,傍観的と評されてきた従来のスウェーデンの立場とは一味違った印象を与えている。…
※「リードマン,S.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」