世界大百科事典(旧版)内の《ルクス・ムンディ》の言及
【ゴア】より
…1902年ウースター主教に聖別され,バーミンガム主教を経て,11年オックスフォード主教に就任。アングロ・カトリック主義に立ったが,伝統的信仰と近代科学の衝突に深い関心を寄せ,カトリック教義と現代の聖書批評学とを調和させるために1889年《ルクス・ムンディ》を編集出版した。自由主義的カトリック主義と呼ばれたその主張は,保守的な神学者たちからは批判されたが,新しい世代には大きな影響を及ぼした。…
※「《ルクス・ムンディ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」