ルノホート

百科事典マイペディア 「ルノホート」の意味・わかりやすい解説

ルノホート

月面車

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のルノホートの言及

【月】より

…さらに69年7月の15号からは重量がゾンドと同じ5.6tとなって第3世代に入り,16号(1970年9月)は,いったん月周回軌道に入った後,豊の海に軟着陸,100gの表土や石のサンプルを収めたコンテナーは月を離陸,スキップ方式でソ連領に帰還,回収された。17号(1970年11月)はルノホートと呼ばれる無人月面移動車を月面に運び込むことに成功した。ルノホートは重量756kg,太陽電池駆動の8輪車で,搭載テレビカメラによる画像を地球に電送,また遠隔操作により運転され,約11ヵ月にわたり10.5km移動して各地点の表土調査を行うとともに2万1000枚の月面写真を撮影したほか,搭載された鏡を利用して,地球からのレーザー光線による地球と月の距離の測定(精度40cm以内)も実施された。…

※「ルノホート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android