《レオノーレ序曲第2番》(読み)れおのーれじょきょくだいにばん

世界大百科事典(旧版)内の《レオノーレ序曲第2番》の言及

【フィデリオ】より

…改訂のたびにアリアや合唱曲が新しく作曲されているが,作品成立の苦難を象徴するのは4種類残された序曲であろう。第1稿の《レオノーレ序曲第2番》,第2稿の《レオノーレ序曲第3番》そして最終稿の《フィデリオ序曲》のほかに,プラハ上演(実現しなかった)のために1807年に作曲された《レオノーレ序曲第1番》がある。《フィデリオ》は当時ウィーンで流行していた魔法劇や娯楽的趣の強い軽快で奇抜なイタリア風オペラから脱却し,ウェーバーやワーグナーに連なる真にドイツ国民的オペラの先駆をなしている。…

※「《レオノーレ序曲第2番》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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