レセプトソーム(読み)れせぷとそーむ

世界大百科事典(旧版)内のレセプトソームの言及

【細胞】より

…受容体が分布する細胞だけがその物質を情報として受け入れられるので,少量で多数の情報物質があっても個々の情報は整理され,的確にとどけられているのである。インシュリン,β‐メラノトロピン,絨毛性性腺刺激ホルモン,神経成長因子(NGF),上皮細胞増殖促進因子(EGF),ソマトメジンCなどのペプチドホルモン,また,栄養物質の輸送タンパク質として,低比重リポタンパク質(LDL),卵黄タンパク質(ホスビチン,リポビテリン),ハプトグロビン,トランスフェリンなどは細胞膜上の特異的受容体に結合して,レセプトソームreceptosomeとよばれる細胞膜の陥入によってできた小胞とともに,細胞質中に取り込まれていく(この過程がエンドサイトーシスである)。この機構によれば10-8~10-10molという低濃度の情報物質をも濃縮して標的細胞に伝えられる。…

※「レセプトソーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む