レビン,P.(読み)れびん

世界大百科事典(旧版)内のレビン,P.の言及

【血液型】より

…この抗体に対応する因子はアカゲザルとヒトとに共通なものであるところからRh因子と名づけられた。この発表と相前後して(1939,41)レビンP.Levine(1900‐ )らは,8ヵ月の胎児を死産した婦人が,同じABO血液型の血液を輸血されたのに溶血性副作用を起こし,その血清中に約77%の白人血球と反応する抗体が認められたという症例を報告した。この抗体はラントシュタイナーらの抗Rhと同じであると判定され,Rh因子が輸血の副作用や胎児障害の原因になりうるものとして臨床医学上注目されるようになった。…

※「レビン,P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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