世界大百科事典(旧版)内のレマルシャン,F.J.の言及
【靴】より
…その後は猟師がイノシシ,シカなどの皮を素材とする狩猟用のブーツを用いている。沓(くつ) 欧米式の洋靴の生産は1861年(文久1),横浜に来て独力で工場を開いたオランダ人F.J.レマルシャンに始まるが,その製品は普及しなかったといわれる。一方,幕府は文久・慶応年間(1861‐68)伝習生に洋式訓練を施す必要上,伝習靴(軍靴)を輸入していたが,足幅が広く甲高の日本人の足型に適合しなかった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」