レムノスのフィロストラトス(読み)れむのすのふぃろすとらとす

世界大百科事典(旧版)内のレムノスのフィロストラトスの言及

【フィロストラトス】より

…伝記的著作としてはほかに《ソフィスト伝》があるが,当時の思想家たちの生活や個性を知るのに貴重な資料である。また《絵画論》と題する著述も彼の名のもとに伝わっているが,これは同じ一族の通称レムノスのフィロストラトスの作とする説もある。当時ナポリに集められていた絵画を記述したもので,芸術批評の最も古い例として名高いが,当時の芸術の傾向を知るのには役立つものの厳密な意味での批評にはなっておらず,そもそも記述されている絵画が実在したかどうかも疑わしい。…

※「レムノスのフィロストラトス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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