世界大百科事典(旧版)内のレワーブの言及
【ラバーブ】より
…アジア・アフリカのイスラム文化圏で用いられるリュート型弦楽器の名。この名およびルバーブ,レワーブ,ロバーブなどその変形で呼ばれる弦楽器は構造上1種類に限定されず,地方によってさまざまであるが,共通していえることは,共鳴胴の腹面に動物の革が張られていること,そして大部分が弓奏楽器であることである。第1のタイプは,日本の胡弓のように,長い棹が四辺形または円形の共鳴胴を横から貫通しているもので,アラブのベドウィンが用いる1弦のラバーブ・アッシャーイルrabāb al‐sha‘ir(詩人の胡弓)(イラスト)はその代表的なものである。…
※「レワーブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」