世界大百科事典(旧版)内のレーザー励起原子蛍光法の言及
【原子蛍光法】より
…原子蛍光法は1964年に創始された分析法であるが,原子吸光法と同様に多数の元素について微量分析が可能であることから注目されている。とくに,レーザー励起原子蛍光法は超高感度,高選択性の特徴をもち,かつ微小空間中の原子や温度分布の直接測定ができる。ただし,光源光の強度と安定性,装置設計などの問題もあって,現在アルゴンプラズマを原子化部とするプラズマ原子蛍光装置,水銀微量分析計のほかは市販装置はない。…
※「レーザー励起原子蛍光法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」