シュトーレン(その他表記)Stollen(ドイツ)

デジタル大辞泉 「シュトーレン」の意味・読み・例文・類語

シュトーレン(〈ドイツ〉Stollen)

乾果ナッツ類が入った、細長く堅めのドイツのクリスマス用の菓子パンシュトレン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「シュトーレン」の解説

シュトーレン【Stollen(ドイツ)】

ドイツでクリスマスなどに作る菓子。小麦粉砂糖・卵・バター牛乳などを配合し、ラム酒などの洋酒に漬けたドライフルーツやナッツなどを入れた生地を、パンのようにイーストを用いて発酵させ、中央の盛り上がった細長い棒状の、独特の形にして焼き、あたたかいうちに表面に溶かしバターを塗って砂糖をまぶしたもの。香辛料マジパンアーモンドと砂糖から作ったペースト)を入れることもある。薄く切って食べる。ドレスデン発祥とされる。◇ドイツではアドベント(クリスマス前の4週間)の期間に少しずつ食べながらクリスマスを待つ。「シュトレン」「シュトレーン」ともいう。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android