世界大百科事典(旧版)内のレーザー誘起蛍光法の言及
【分光分析】より
…紫外・可視発光法のうち,蛍光法は生体物質などの定性分析に用いられることが多い。励起光源にレーザーを用いたレーザー誘起蛍光法は,感度がきわめて高く,気相における微量成分の選択的検出に有用である。また,レーザーの高い指向性を利用し,光ファイバーを通して生体内の組織の特定部分を照射し,散射される蛍光により診断を行う臨床医学的応用も試みられている。…
※「レーザー誘起蛍光法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」