世界大百科事典(旧版)内のレーマー,O.C.の言及
【天文台】より
…71年,南アメリカのフランス領ギアナとパリで火星の同時観測を行い,その視差から火星までの距離を計算し,これに基づいて太陽までの距離を初めて求めたのもパリ天文台のりっぱな業績である。75年,木星の衛星の食の観測から光速度を求めたO.C.レーマーの有名な仕事もここで行われた。18世紀に入ると,パリ天文台の観測家たち,例えばN.L.deラカイユは南アフリカへ赴いて南天星の組織的研究を行い,C.メシエは星雲,星団,銀河103個を含むメシエ星表を発表して,恒星・銀河天文学の歴史を開いている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」