ロキツアナ,J.(読み)ろきつあな

世界大百科事典(旧版)内のロキツアナ,J.の言及

【フス派戦争】より

… フス派には,大別して南ボヘミアの城砦都市タボルを拠点として終末論的信仰をもち,農民,職人,下層騎士から成る急進的なタボル派と,平信徒も聖杯をもつことを主張した,プラハの都市貴族,大学を中心としたいわゆるウトラキスト派Utrakvistéまたはカリックス派Kališníceと呼ばれる穏健な改良主義者の2派があった。1420年,ウトラキスト派の指導者ロキツアナJan Rokycana(1397以前‐1471)は,(1)神のことばの自由な説教,(2)平信徒によるパンとブドウ酒の両形色における聖体拝領,(3)聖職者の無一物の使徒的生活と道徳的高潔さ,(4)当局による大罪を犯した者に対する処罰(〈プラハの4ヵ条〉)を提示し,カトリック教会と交渉しようとしたのに対し,タボル派は,教会組織を拒否し,厳格な規律による財産共有制をとり,武器をもって神の王国を建設することをめざした。両派の最終日標は異なってはいたが,カトリック・ドイツ的な支配に対する闘争においては,当面一致していた。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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