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《ロシアの夜》(読み)ろしあのよる

世界大百科事典(旧版)内の《ロシアの夜》の言及

【オドーエフスキー】より

…早くからドイツ哲学,とくにシェリングの影響を受け,ロマン主義的な哲学サークル〈愛智会〉の会長をつとめた。風刺小説《公爵令嬢ミミ》(1834),ユートピア小説《4338年》(未完)など多くの作品を残したが,代表作《ロシアの夜》(1844)は《セバスティアン・バッハ》《ベートーベンの最後の四重奏曲》などの短編小説と哲学的会話からなり,ロシア最初の哲学小説と称される。この作品の性格は複雑で,ロマン主義的色彩や音楽論のほかに,西欧の功利主義にたいする批判が見られ,救済者としてのロシアの役割が強調されている。…

※「《ロシアの夜》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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