ロシア・ピアノ楽派(読み)ろしあぴあのがくは

世界大百科事典(旧版)内のロシア・ピアノ楽派の言及

【ロシア・ソビエト音楽】より

…劇場音楽の分野でも,イタリア人のカボスCatterino Cavos(1775‐1840)らと並んで,アリャビエフ,ベルストフスキーAleksei Nikolaevich Verstovskii(1799‐1862)といったロシア人作曲家も多くの作品を残した。1804年にペテルブルグでデビューしたイギリスのピアニストで作曲家のJ.フィールドは,その後ロシアに住んで多くの弟子を育て,ロシア・ピアノ楽派の祖となった。 この世代の一連の貴族音楽家のなかでも,最も若い層に属するグリンカとダルゴムイシスキーは,ロシア音楽を国際的な水準にまで引き上げ,その後のロシア音楽の発展に大きな足跡を残した。…

※「ロシア・ピアノ楽派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む