世界大百科事典(旧版)内のロジスティック定差方程式の言及
【非線形力学】より
…しかし時間によらない運動の定数があるため,閉曲線は初期値に依存して定まるのである。
[ロジスティック定差方程式]
Xn+1=aXn(1-Xn) (n=0,1,2,……) 前出のロジスティック方程式(5)において,時間tが連続ではない変数の場合,すなわち区間⊿tで⊿t,2⊿t,……,n⊿tのような離散値を取るものとするなら,それに対する変数xnの時間微分xを差分(xn+1-xn)/⊿tで置き換えて,を得る。そこでXn≡ε⊿txn/K(1+ε⊿t),a=1+ε⊿tとして上掲の方程式に達する。…
※「ロジスティック定差方程式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」