世界大百科事典(旧版)内のロズウィ族の言及
【ジンバブウェ[遺跡]】より
…建設年代および建設者については,古くから激しい議論があり,古代東方人説とアフリカ人説とが対立していた。しかし1958年以後の考古学的および民族学的な調査・発掘によって,ショナ族Shonaとロズウィ族Rozwiが11~18世紀に建設したこと,また前期のモノモタパ期(モノモタパ王国)と後期のマンボMambo期に分けられることが判明した。 11世紀に牛を飼うショナ族が,石灰なしで不整形の石を積んで〈アクロポリス〉の石壁を築いた。…
【モノモタパ王国】より
…南アフリカ,現在のジンバブウェ共和国を中心に,北はザンベジ川,南はトランスバール,西はボツワナ東部,東はインド洋に及ぶ,ショナ族Shonaおよびロズウィ族Rozwiを中心とする部族連合王国。11~19世紀に栄え,モノモタパMonomotapa期(11~15世紀)とマンボMambo(〈王〉の意)期(15~19世紀)に分けられる。…
※「ロズウィ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」