ロッサー,J.B.(読み)ろっさー

世界大百科事典(旧版)内のロッサー,J.B.の言及

【不完全性定理】より

…1931年,K.ゲーデルは超数学の算術化という手法を導入して,本質的に自然数論を含むような形式的体系Sが無矛盾であれば,Sは不完全であることを示した(第1不完全性定理)。彼は無矛盾よりも強い条件であるω‐無矛盾という仮定のもとでこれを証明したが,後にロッサーJ.B.Rosserは無矛盾という仮定で十分であることを指摘した。数学の上述の意味での〈完全〉な形式的体系を与えるということは,これにより原理的に不可能なことが明らかになった。…

※「ロッサー,J.B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む