ロッシ,S.(読み)ろっし

世界大百科事典(旧版)内のロッシ,S.の言及

【トリオ・ソナタ】より

…これはルネサンス時代の合奏カンツォーナ(カンツォーネ)が新しいモノディの原理の洗礼を経て成立したものである。バロック初期ではガブリエリ(G.ガブリエリ),ロッシSalomone de Rossi(1570ころ‐1630ころ),メールラTarquinio Merula(1594ころ‐1665)らが作品を残している。トリオ・ソナタを完成に導いたのはコレリで,彼のそれぞれ二つの教会ソナタ集(1681,89)と室内ソナタ集(1685,1700)はとくに重要である。…

【ユダヤ音楽】より

… これに対し,アシュケナジムは,ヨーロッパ文化への同化が激しく,ユダヤ教の改革と軌を一にして,その宗教音楽も合唱長で作曲家のズルツァーSolomon Sulzer(1804‐90)らにより,西欧的な雰囲気をもつものに変えられた。こうした現象の延長線上で,ヨーロッパ芸術音楽の分野では多くのユダヤ系音楽家が活躍した(トリンベルクJüsskind von Trimberg(12世紀),ロッシSalamone de Rossi(1570?‐1630ころ),メンデルスゾーン,マーラー,シェーンベルク,アルトゥール・ルビンステイン,メニューインら)。またそれと同時に,ユダヤ風の音楽作品も西洋音楽遺産のなかに加わった(M.ブルッフの《コル・ニドライ》,ブロッホの《ヘブライ狂詩曲シェロモ》など)。…

※「ロッシ,S.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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