世界大百科事典(旧版)内のロッブリー期美術の言及
【タイ】より
…これもインドの後グプタないしパーラ朝美術からの影響を感じさせる尊像である。ロッブリー期(11~13世紀)美術は,先の二つの美術の後の時代にくるクメール族の美術である。大乗仏教(密教)とヒンドゥー教美術が共存し,カンボジアに栄えたアンコール朝(9~15世紀)の美術がタイに浸透し,その政治的な支配の下で生まれた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」