ロバーツ圧力計(読み)ろばーつあつりょくけい

世界大百科事典(旧版)内のロバーツ圧力計の言及

【微圧計】より

…液柱差型は,微小差圧の測定用に液柱型圧力計を変形させたもので,微小な液面の動きを拡大,指示してその変位を直接測定するものと,液面の一方を元の位置に戻す操作を行う零位法に基づいて液面差を精密に測定するものとがある。前者には,傾斜した液柱により液面の変位を拡大する傾斜管圧力計,密度差の小さい2種の液体を用いる二液マノメーター,垂直方向の液面の変位を水平管内の気泡の変位で読むロバーツ圧力計などがあり,後者には中央でわずかに曲がった曲管を傾けて液面の一方を元に戻す圧力水準器,液槽の一方をマイクロメーターで微小変位させて他方を零位置に戻すミニメーター型ゲージ,計器全体を傾斜させて管端における2液の境界面の形状,または一方の液面を零位にするチャトックゲージ,またはレーリーゲージ,ドラムを液槽内の液面に沈めて傾斜管内の液面を零位に保つ排水型ゲージなどがある。現在では,これらの型式の微圧計が実際に用いられることは少ない。…

※「ロバーツ圧力計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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