ロパーヒン(読み)ろぱーひん

世界大百科事典(旧版)内のロパーヒンの言及

【桜の園】より

…チェーホフの短編によく登場する領地競売の主題,つまり落ちぶれた地主貴族の抵当に入った土地が売りに出されるという話が,この戯曲の構想の源にある。昔の夢だけを追い求めている斜陽の女地主ラネーフスカヤは,同棲していた男と別れてパリから先祖代々の〈桜の園〉に戻って来るが,競売寸前の土地を救うには別荘地として切売りするしかないという元農奴の富裕な商人ロパーヒンのすすめを理解せず,〈桜の園〉は競売されてしまう。結局ロパーヒンが買い取り,ラネーフスカヤはまたパリへ戻る。…

※「ロパーヒン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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