世界大百科事典(旧版)内のロビンソン,J.T.の言及
【メガントロプス】より
…しかし現在では,メガントロプスとピテカントロプスは時代的にほぼ並行して生存したことが明らかになっている。南アフリカの猿人化石を数多く研究したロビンソンJ.T.Robinsonは,アフリカのパラントロプスの下顎骨がメガントロプスと類似していることを指摘し,両者の間に系統関係を想定している。メガントロプスについては下顎骨と歯しか発見されていないが,パラントロプスの例をみると,顎骨は巨大であっても,脳頭蓋や四肢骨の大きさは必ずしもそれとは比例しない。…
※「ロビンソン,J.T.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」