ロビンソン,T.(読み)ろびんそん

世界大百科事典(旧版)内のロビンソン,T.の言及

【アメリカ美術】より

…19世紀後半には,W.ホーマー,T.エーキンズらの写実的傾向,A.P.ライダーらの幻想的表現が見られた。他方,J.A.M.ホイッスラーやM.カサットはヨーロッパで印象派と深くかかわり,ロビンソンTheodore Robinson(1852‐96),C.ハッサム,トワクトマンJohn Henry Twachtman(1853‐1902),パリとロンドンで肖像画家として活躍したJ.S.サージェントらが印象派の画風を持ち帰る。すなわち,アメリカ独自のビジョンを求める系列と,ヨーロッパのラファエル前派や印象派を吸収した系列が交差しつつ展開したのがこの時期の美術である。…

※「ロビンソン,T.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

グリーンランド

北大西洋にある世界最大の島。デンマーク自治領。中心地はヌーク(旧ゴートホープ)。面積217万5600平方キロメートルで、全島の大部分は厚い氷に覆われている。タラ・ニシンなどの漁業が行われる。グリーンラ...

グリーンランドの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android