世界大百科事典(旧版)内の《ロンドン市民の生活と労働》の言及
【ブース】より
…リバプール出身で,ブース船舶会社重役,王立統計学会会長(1892‐94)を務めた。1886年から,ロンドン市内イースト・エンド地区で,貧困問題という観点から市民の生活状態の社会調査を実施し,1891‐1903年の間に《ロンドン市民の生活と労働》(17巻)と題する膨大な調査報告を出版した。これは後の実証的社会科学研究における社会階層分析手法として大きな影響を与えた。…
※「《ロンドン市民の生活と労働》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」