世界大百科事典(旧版)内の《ロンバルダ》の言及
【ランゴバルド法】より
…パビアの法律家はローマ法大全の概略的知識を有し,《パビア書の解説Expositio ad librum papiensem》(1050か70ころ)において,ローマ法はすべての人々の一般法lex omnium generalisとしての地位を認められている。11世紀後半にはパビア書の法素材を系統的にまとめ上げた《ロンバルダLombarda》という法書の成立をみた。パビア学派がボローニャの注釈学派にどの程度の影響を及ぼしたのかは今までのところ未解決の問題であるが,両学派の間の時間的な直接性と研究方法の類似性(とくに注釈という説明形式)は注目される。…
※「《ロンバルダ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」