世界大百科事典(旧版)内のローダトの言及
【音楽】より
…14世紀後半にマラッカが,15世紀後半にはジャワがそれぞれイスラム化された。イスラム教徒の典型的な音楽様式にマレーシアのノーバト合奏,ローダト(預言者ムハンマドの賛歌),ジクル,そしてジャワのララス・マディヨが数えられるが,いずれも現地化したものである。イスラム音楽 キリスト教は16世紀前半に東南アジアに到来し,宣教師らがヨーロッパ音楽をもたらしたが,フィリピンを除いては20世紀に至るまで洋楽はここで根を下ろさなかった。…
※「ローダト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」