世界大百科事典(旧版)内のロープシン,V.の言及
【サビンコフ】より
…06年逮捕されたが,同志の手引きで脱走した。アゼフと権力側とのつながりが暴露され衝撃を受けたが,一方,自身もロープシンV.Ropshinというペンネームで,戦闘団員の内面的空虚さを描いた小説《蒼ざめた馬》(1909)をリベラルな雑誌《ロシア思想Russkaya mysl’》に発表して物議をかもした。第1次世界大戦中は義勇兵としてフランス軍に従軍した。…
※「ロープシン,V.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」