世界大百科事典(旧版)内のローマ典礼聖歌の言及
【グレゴリオ聖歌】より
…キリスト教伝統聖歌の東方の雄をビザンティン聖歌とするとき,西方教会を代表するものがグレゴリオ聖歌である。正式にはローマ典礼聖歌と称されるべきであるが,グレゴリウス1世にちなみ,770年ごろからグレゴリオ聖歌とよぶ習慣が生じた。大部分はラテン語聖書からなる典礼文を歌詞とし,全音階的な教会旋法にもとづいて歌われる単声聖歌である。…
※「ローマ典礼聖歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」