ローリー,T.M.(読み)ろーりー

世界大百科事典(旧版)内のローリー,T.M.の言及

【酸・塩基】より

…20世紀になると,さらに統一的な概念が出現し,またそれぞれに確立したが,これには水溶液以外での反応,とくに非水溶媒系での反応の研究が進んできたことも原因の一つである。このなかでは1923年デンマークのブレーンステズJ.N.Brønsted(1879‐1947)とイギリスのローリーT.M.Lowry(1874‐1936)が独立に発表した概念と,アメリカのG.N.ルイスの概念がとくに重要である。(1)ブレーンステズ=ローリーの概念 〈酸とはプロトンを供給する化学種であり,塩基はプロトンを受容するものである〉,すなわち酸HAの平衡を考えると, HA⇄H+Aであるから,HAは酸であり,Aは塩基であると考えるのである。…

※「ローリー,T.M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む