世界大百科事典(旧版)内のろ波うねり曲線の言及
【表面あらさ】より
… 表面うねりは加工の生成要因,機械的性質と関連して定義することが困難であること,表面うねりに対応する成分のみを取り出す簡易方法がないことなどから,表面うねりは表面あらさと形状偏差の中間的波長領域の凸凹と考えている。表面うねりの測定法は,断面曲線から表面あらさに対応する小さい凸凹成分を低域フィルターを用いて除去して得られたろ波うねり曲線から,表面あらさと同じように,ろ波最大うねりまたはろ波中心線うねりを求めるか,表面あらさに対応する小さい凸凹を,大きい曲率半径の接触子(ころがり円という)で除去して得たころがり円うねり曲線からころがり円最大うねり,またはころがり円中心線うねりを求める方法による。【沢辺 雅二】。…
※「ろ波うねり曲線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」