世界大百科事典(旧版)内のワイス,S.L.の言及
【リュート】より
…ドイツにおけるリュートの復興期はちょうど大音楽家J.S.バッハの時代にあたっており,彼もこの楽器に引かれて,何曲かの価値高いリュート曲を後世に残している。J.S.バッハの知遇を受けたワイスSylvius Leopold Weiss(1686‐1750)も,リュート音楽後期の名匠である。17~18世紀に用いられたリュートは,先のルネサンス・リュートに比べて低音を補強する番外弦の数がはるかに多くなり,全体で13コース24弦(上の2本が単弦),14コース26弦(同上)といった楽器も用いられた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」