世界大百科事典(旧版)内のワインバーグ,A.の言及
【巨大科学】より
…巨大科学とは,1960年代以降アメリカで普及するようになったビッグサイエンスという語の訳である。この言葉の発案者は,アメリカの工学者アルビン・ワインバーグAlvin Weinebergである。ワインバーグは61年,大規模科学large scale scienceという言葉を用いて,現代の科学が過去とは比較にならぬほど多くの科学者を動員し,巨額の研究費を必要とする活動となっている状況を表現し,またとくに大規模なプロジェクト研究の増加という現象に注意を喚起したのである。…
※「ワインバーグ,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」