世界大百科事典(旧版)内のワカイ・パタの言及
【クスコ】より
…征服当時描かれた絵図には丘陵裾部に初代の王マンコ・カパクの宮殿が描かれ,その南に一段低く展開する町並みは東・西・南3方に城壁をめぐらし,各辺の隅と中央に楼門を置いている。約1km2にわたる市街地の描写は粗く,不正確であるが,ほぼ中央,現在のアルマス広場あたりにワカイ・パタ(喜びの広場)がある。南門近くには,特有の弧状の石壁をもち金銀財宝で飾られたと伝えられるコリカンチャ(太陽の神殿)があって,インカ式石積みの石壁で有名なロレート通りがそれらを結んでいる。…
※「ワカイ・パタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」