ワヤン・カトリク(読み)わやんかとりく

世界大百科事典(旧版)内のワヤン・カトリクの言及

【ワヤン】より

…代表的なものを挙げれば,東部ジャワの英雄譚《パンジ物語》を主たる素材とし,15世紀ごろ創案されたワヤン・ゲドク,時代は下って19世紀半ばに創案されたが,《パンジ物語》よりさかのぼる時代の伝説とも史実とも定めにくい国王たちの行状を素材とするワヤン・マディオなどがそれである。20世紀にはいると,相次いでワヤン・ドゥポロ(主として1520年ごろから17世紀末ごろまでの国王をめぐる物語),ワヤン・カンチル(小鹿に似たカンチルのとんちばなし),ワヤン・パンチャ・シラ(インドネシアの平和五原則パンチャ・シラに基づく物語),ワヤン・プルジョアンガン(インドネシア革命闘争を描いたもの),ワヤン・カトリク(キリスト教宣布を内容とする)その他が創案された。しかしこれらは源流であるワヤン・プルウォを除き,今日では人形を残すだけで,ほとんど上演されることがない。…

※「ワヤン・カトリク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む