世界大百科事典(旧版)内のワンチップマイコンの言及
【マイクロコンピューター】より
…しかし,その後集積度が向上し,一度に8ビットのデータが処理できるZ80(トランジスター数8400個)が76年アメリカのザイログ社から発売された。なかでも注目すべき素子は,ワンチップマイコンと呼ばれるインテル社の8048(トランジスター数1万2400個)のようなLSIである。この種の素子では,簡単な中央処理装置のほかに,プログラムを入れるための読出し専用メモリー,可変データを入れるためのメモリーおよび外部とデータをやりとりするための入出力回路までもが,すべて1個のLSIの中に作られている。…
※「ワンチップマイコン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」