アイレストグリーン(読み)あいれすとぐりーん

世界大百科事典(旧版)内のアイレストグリーンの言及

【色彩調節】より

…調査の結果,青緑の幻というのは,手術中医師が血を凝視したあと,白壁を見たときに生ずる血の色の補色,青緑色の残像であることがわかり,白壁を淡い青緑に変えることによってこの問題を解決した。淡い青緑はまぶしさもなく,心を静める効果もあるので十分な成功を収め,手術室の壁は衛生的な白という常識にかわって,アイレストグリーンeye rest greenと呼ばれる淡い青緑が広く用いられるようになった。色彩調節が本格的に普及したのは第2次世界大戦のときである。…

※「アイレストグリーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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