アゴスティーノ・カラッチ(読み)あごすてぃーのからっち

世界大百科事典(旧版)内のアゴスティーノ・カラッチの言及

【美術解剖学】より

…15世紀末に骸骨や〈腐敗過程を示す死体〉transitがしばしば描かれたが,このマニエリスム時代には,その描写の精度が高まり,骸骨や皮剝ぎ人体図(エコルシェécorché)がよく現れ,またときには筋肉の凹凸の極度に誇張された人体が描かれることもあった。 16世紀まで,ことにレオナルド・ダ・ビンチにおいては解剖学と美術とは未分化の状態であったが,17世紀初めのアゴスティーノ・カラッチは,美術家が人体の内部構造まで知る必要を認めていない。バロック美術にとっては,〈真実〉よりも表現力のある〈真実らしさ〉の方が重要であり,カラッチの考えはそれを端的に示している。…

※「アゴスティーノ・カラッチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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