アシュタロト(読み)あしゅたろと

世界大百科事典(旧版)内のアシュタロトの言及

【アスタルテ】より

…バビロニアではイシュタル。旧約聖書ではこの女神の豊穣儀礼を批判して〈恥〉の母音を読み込んだアシュトレト,またはアシュタロト(複数形)。ウガリト神話では男神バアルの妹かつ性愛の相手たるアナトが女神として目だつが,パレスティナではアスタルテが最有力女神で,ときに最高神エールの配偶女神アシェラと同一視された。…

※「アシュタロト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」