世界大百科事典(旧版)内のアレクサンダー・セルカークの言及
【ロビンソン・クルーソー】より
…その写実的手法のゆえに近代イギリス小説の原点と評される。17~18世紀に流行した多くの航海記や,チリ沖のフアン・フェルナンデス諸島に漂着し,5年間孤島生活を送ったというアレクサンダー・セルカークなる人物の実話に刺激されて作られた。商人の息子ロビンソンは父の忠告に反して船員となり,さまざまな苦労ののち,無人島に漂着,28年間,最初は1人で,のちには従僕フライデーとともに自給自足の生活を送り,最後には救出されて帰国する。…
※「アレクサンダー・セルカーク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」