アレニウスの電離説(読み)アレニウスのでんりせつ

改訂新版 世界大百科事典 「アレニウスの電離説」の意味・わかりやすい解説

アレニウスの電離説 (アレニウスのでんりせつ)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアレニウスの電離説の言及

【電離説】より

電解質とよばれる物質の溶液は,電気を導く性質をもっているばかりでなく,蒸気圧や浸透圧などの熱力学的な性質の面でも,ショ糖などで代表される非電解質の溶液とは異なる挙動を示す。電解質と非電解質との相違を説明するためにS.A.アレニウスが提出した理論がアレニウスの電離説である。これより先にM.ファラデーは,電解質溶液に電場を加えると,電解質がイオンに分かれて電気を導くと考えた。…

※「アレニウスの電離説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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